12月4日~5日の二日間、京都市ソーシャルイノベーション研究所主催http://social-innovation.kyoto.jp/
の社会化見学「株式会社寺田本家様」視察ツアー
ソーシャル・イノベーション実践の現場から、その特徴をつかむ
あらゆるステイクホルダーを生かす経営とは何か
~心を込めた自然酒づくりで発酵の里づくり~?
に参加させていただきました。
実は、私は寺田本家様にことは、知らなかったのですが
京都産業大学の大室教授にお話を聴いて
「ぜひ行きたい」と思っての参加でした。
寺田本家http://www.teradahonke.co.jp/
寺田本家のお酒は、無農薬、無添加であることはもちろん、「いろんな菌が存在し、
その調和によって発酵が進む」という考え方のもと、
多様性を受容した発酵場で、お酒の全量を昔ながらの生もと造りでつくっています。
その考え方は発酵を軸としたまちづくり「発酵の里 こうざき」にもつながっています。
周りのひとに「酒呑みにいくん?」と言われながらも
「ちがうねん、発酵は奥深いねん」と言い訳しながら(笑)参加しましたが
実際に参加して、「発酵」にノックアウトされた感じです。
普通はよくない菌を入れるのを嫌われるそうですが
麹風呂の中にも入らせていただけました。
蔵人が唄を歌いながらお酒をつくる姿に感動しました。
24代目、寺田優様のお話を
じっくり、ゆっくり
お聴きしました。
奥様手作りの発酵メニューの晩餐会♪
写真は全部撮りきれず、しかも上手く撮れていません!ごめんなさい!
役場の方たちも来られて
話題は「発酵の町」へ!
役場の人たちの熱さに
驚きました。
こんな方々ばかりだと、地方もどんどん再生していくことでしょう。
「いいものも悪いものも含めての調和が生み出すことが発酵」
というすばらしい考えは、お酒を造ることだけのことではなく
人、組織、社会、世の中のすべてにいえることだと思います。
私は、自分の会社を発酵させたいな、と思いました。
いろんな人、能力、考え・・・排除ではなく
調和させて形が変わるって、素敵です。
よくなっていくのが発酵
悪くなると腐敗
本当に紙一重・・というより考え方次第なのかもしれません。
2日目は、さらに寺田本家をとりまく
いろんな方々にお会いし
エコシステムってこういうことか、と
改めての学びでした。
移住してこられた方が
どんどん町を発酵させていく
まさに、発酵の町を見てきました。
【※エコシステム・・・複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、
開発業者・代理店・販売店・宣伝媒体、さらには消費者や社会を巻き込み、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み】
ご一緒してくださいました皆様
本当にありがとうございました!
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