今年は、「フリーステーションのリハビリテーション」を
きちんと形にして実行していこうと考えています。
これは、あくまでも
私の経験や感じ方、考え方であることを前置きさせていただいてのことです。
・ケアプランのご相談でも訪問看護のご相談でも
リハビリのニーズはかなり多いこと
・けれども、リハビリとは何?の答えが違うことも多い
・リハビリをしてもらうと表現される方や、リハビリをする行為に自己満足してしまう
方も多くいらっしゃる。
・看護師さんではなくて、リハビリの先生にしてもらいたいとの声も。
そもそも
「リハビリテーション」(Rehabilitation)は、re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)から成りたっていて
単なる機能回復ではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、
そのために行われるすべての活動を指します。
現在行われているリハビリテーションが間違っているというわけではありませんが
弊社でも提供させていただいています訪問看護でのリハビリテーションのあり方を
一度、しっかり考えておきたいと思っていた数年前にご縁のあった
理学療法士の永木さんと昨年1年間の準備期間を経て
この4月より一緒に仕事をする運びになりました。
法改定でも、訪問看護ステーションから理学療法士が訪問するのは
看護の一環であることや、看護計画に基づいて、というような内容が盛り込まれています。
「それなら、理学療法士の訪問回数を1回減らして看護師も訪問したらいいのか?」
とおっしゃる方もいますが、そのような
単純に回数がどうのこうのではなく
セラピストとナースのチームで
より結果の出せるリハビリをしていこうと思います。
永木さんと1年間練ったプランを、
このブログで、少しずつご紹介させていただきます。
もうひとり、このプロジェクトのメンバー、
1月からフリーステーションキャストに加わった
理学療法士の平林です。
3年間カナダに単身で留学して
理学療法を学んできたという
かなりアクティブなセラピストです。
みなさん、よろしくお願いいたします。