先日、年末のご挨拶をし、気がついたら新年のご挨拶をし・・・
そして、もうすぐ1月も中旬になろうとしています。
ボーっとしていたら、時間に流されてしまうというのを実感しています。
年末に会社の片付けをしているときに、懐かしい色紙を見て
改めて好きな言葉を思い出し、今年はこの言葉で自分のコントロールをしていけそうな気がしています。
「岩もあり木の根もあれどさらさらと たださらさらと水の流れる」
これは、私が尊敬していた方がくださった色紙に書いてある言葉です。
この方は、介護保険のなかった頃に出逢い、在宅介護支援センターの職員として
時々、ご自宅を訪問させていただいていた方で
その後、私が退職して数年の空白の後
知人を介して連絡をくださったのです。
ちょうど、私は起業して間もない頃でしたが
入院先に伺うと「圧迫骨折で要介護5だけれど、どうしても家に帰りたい。病院からは身寄りがないので施設を進められている。
なんとかしてほしい。」という本気の内容でした。
ありとあらゆる手段で・・・ご自宅のベットに横になった瞬間の涙は
一生、忘れられない涙です。
そして、この色紙をいただいたのはその7年後、要介護1となり
外出も楽しめるようになられ、そうなるための努力は本当に尊敬します。
色紙を頂いてからは、この言葉が自分の座右の銘になりました。
京都女子大学の創始者 甲斐和理子氏の歌です。
生きていれば、障害物もたくさんある、他人からの中傷もある、思うように行かないこともある・・・
そんなとき、この歌を思い出します。
今年も、いいことも悪いことも(岩も木の根も)丸ごと人生を楽しめるような
1年になりますように。
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