先月、フリーステーションのリハビリテーションのことについて、
Vol.1として書き始めましたが、その後、いよいよ4月に、向けて
理学療法士・看護師と一緒に話合いを重ねています。
今回は、前回にも少し触れました「4月からの法改定」のことに関連して
私が看護師として感じたことを。
まず、その法改定のことですが
前回のブログを抜粋しますと以下のような内容です。
「訪問看護ステーションから理学療法士が訪問するのは
看護の一環であることや、看護計画に基づいて、というような内容が盛り込まれています」
このことを受けて、理学療法士によるリハビリを中心にされている訪問看護ステーションさんは
対策、対応を変えておられるところもあるようです。
対策というのは、たとえば今までは週に1回、理学療法士が訪問していた方に
月に1回は看護師も訪問します、とか、
3ヶ月に1回、30分は看護師が訪問します、といった変更です。
あえて、今回は看護師の皆さんに問いかけてみたいと思いました。
法律が変わり、このような対応をされることの良し悪しではなく
看護師として、リハビリテーションについて、どのように考えているのかということです。
リハビリを担うチームの一員である当事者意識を持っているか、ということです。
今まで、理学療法士だけで訪問していた方のところに
自分も訪問することになったのなら、その意味はなにか?を考えてほしい。
飾りのように訪問するのではなく、理学療法士だけでのリハビリよりも成果、結果を出す看護師になってほしい。
それをきちんと考えているなら、
画一的に「法律が変わり、みなさん同じように月に30分の看護師の訪問をする」
と決めないで、看護師としてこの人に何が必要かを考え
個々それぞれにきちんと訪問時間も回数も決めること(看護計画)になるのではないかと思います。
現在、フリーステーションでは
★訪問看護指示書にリハビリテーションの項目にチェックのある方
★理学療法士だけで訪問しているケース
★指示書にリハビリがなく、看護師が必要性を感じているケース
このような方々について理学療法士も看護師も一緒に、改めて再検討しなおしています。
検討会議に私も同席していますが
じっくり時間をかけて意見交換すると、それぞれの立場での
素晴らしい意見が出ます。
リハビリには結果が必須!
より、満足度の高いものにしていきたいと思います。